大学卒業後、パリでフォトグラファーとして活躍。結婚後、妊娠を機に帰国。2006年、自身の離婚の際、法律問題に直面したことから法律家を目指す。
不動産登記、商業登記、相続手続、成年後見など、司法書士の仕事は多岐に渡る中、他の事務所があまり力を入れていない相続手続に特化しており、月平均8件のご依頼を受けている。相続手続は、思いがけない数の相続人が出てきたりして揉めることも多い。そこで、これまでの豊富な経験を生かして、お客様と他の相続人の方との間に心理的な摩擦が生じないよう、細心の注意を払っている。また、相続手続を迅速に進めるためにスタッフを雇っており、お客様が心を煩わす時間が短くて済むのは最大のメリットと自負している。
かつて自身がそうであったように、法律とは無縁の生活を送って来た方が、「法律家」に相談しないといけない場面で身構えてしまう気持ちがよくわかる。だからこそ、常に話しやすい司法書士であることを心がけている。事務所も従来の無機質な感じではなく、カフェのようなしつらいにした。さらに、福岡県では2割しかいない女性司法書士であることを逆手にとって、お客様に安心して相談していただけるように、事務所名には女性であることがわかるよう自分のフルネームを入れ、ホームページには顔写真も載せている。そのことに抵抗がないわけではないが、すべてはお客様の安心のため。そのかいあって、ご紹介のほかホームページからのご依頼も多い。
プライベートでは一女の母。すっかり大きくなった娘と一緒に共通の趣味に興じたり、飼い猫と戯れたりしている時間が至福の時。将来は、一度は身を引いた創作の世界に再び身を置くことが夢。